日本にいながらフランスの田舎町にきたような気持ちを味わうことができる場所がなんと!長野県飯綱町にあるんですよ!
それが今回ご紹介する「サンクゼールの丘」です。北信州の大自然の中でおいしいワインやお食事を楽み、都会の喧騒を忘れて心豊かに過ごすことができる、おすすめスポットですよ!
サンクゼールワイナリーの丘の魅力 その①フランスの田舎町にきたような雰囲気を味わえる
長野県飯綱町にある「サンクゼールワイナリーの丘」。
車で上信越道信州中野ICから約15分くらい、長野市内からだと40分ほどの見晴らしの良い丘の上にあります。
わたしが初めてサンクゼールワイナリーの丘へ行った時のこと。
それは、まだ北信州に雪が残る12月でした。のどかな田園風景を見ながら車を走らせていると、突然!目の前に現れたんです。まるでフランスの田舎町のような光景が。
「うわ~!なにこれきれい~!まるで、ヨーロッパの田舎町に来たみたい!」。サンクゼールワイナリーの丘をみてわたしが叫んだ、第一声。見渡す限りの広大なブドウ畑、異国を感じさせる美しい建物。
ドラえもんの「どこでもドア」で、一瞬にして北信州からフランスの田舎町にきたような気持ちになった衝撃を今でも覚えています。
この広大なブドウ畑ですが、なんと約10ヘクタールにも及ぶそうです。
ところで10ヘクタールってどのくらいの広さなの?と考えるわたし。1ヘクタールは100アール。1アールは100平方メートル(10m×10m)。
ふむ。わからない・・・イメージできないわたしのような方のために念のため。だいたい東京ドーム2個分くらいの広さです。
「サンクゼールワイナリーの丘」、まるで、フランスのブルゴーニュのような空気間、そんな素敵な場所です。日本でもなかなかこのような場所はないのではないでしょうか?
サンクゼールワイナリーの丘の魅力 その②ぜいたくな無料ワイナリーツアーがある
写真にはないですが、エントランスは開放的な空間 入り口に大きなワイン樽がおいてあり、左手にはサンクゼールと久世福ショップ、右手にはワイナリーがあります。
ショップの店内を一通り見て(詳しくは後で紹介)、ちょっと外に出たとき、入口でたまたま目にした「無料ワイナリーツアー」のご案内。
15分ほどのツアーが無料らしい。
無料ならば参加してみてもいいねと、11時スタートの回に軽い気持ちで申し込みをしてみたわたし。
ところが、これが無料と思えないほどぜいたくなツアーだったのです。
指定された時刻、場所で待機していると、ご案内をしてくださる女性スタッフの方が登場。その時は、わたしと相方の2名だけの参加でした。
最初、簡単にツアーについての説明があり、いざワイン醸造所の中へ出発になります。
ワイン醸造所に入った第一印象は、「ブドウの芳醇な香りがいっぱいに広がっている!」でした。これぞ、 theワイナリー、と感じた瞬間です。
ワインは樽の中で醸造されておいしいものになるそうです。
サンクゼールのワイン造りにかかわっていらっしゃるマスク、帽子、白衣?姿の優しい男性の方がワイン造りのこだわりや歴史などについて、素人のわたしたちに丁寧に説明してくださいました。
また、ワインだけでなく、長野県といえばりんご。りんごのお酒「シードル」も造られているとのこで、その蒸留器も見せていただきました。
それがこちらです。まるで楽器のようです。
15分ほどの短いツアーでしたが、ワインについてたくさん教えていただき、とてもぜいたくな気持ちと、においで少しほろ酔い気分になりました。
ワインの醸造所に入ることはなかなかないことなので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
基本的に無料ワイナリーツアーは1日3回、ブドウ畑とワインの醸造所の見学ができるそうです。時期によってはブドウ畑見学がなかったり、ツアー自体が中止になることもあるようですので、参加してみたいな~という方は必ず事前にお問い合わせしたほうがよろしいと思います。
わたしも初めて参加した12月はブドウ畑見学はなく、夏に訪問したときに念願のブドウ畑見学ができました。
カヴェルネソーヴィニヨン、ピノノワールなど日本では育てるのがとても難しいヨーロッパの品種のブドウが、たわわに実っていました。
サンクゼールワイナリーの丘の魅力 その③ワインの試飲が楽しい
無料ワイナリーツアーでワインやシードルのお話をたくさんうかがったわたしは、プチソムリエ気分。ワインを味わうために、いそいそとサンクゼール久世福ショップへ向かいました。
店内にはジャムやビン詰めの食材が豊富に並んでいて、どれを買えばいいか迷います。
しかし、私はもちろんその中でもワイン、シードルに一目散!!
しかし、ラベルを見ただけでは赤ワインか白ワインか、辛口か甘口か、その程度しかわかりません。プチソムリエ失格です。
そんなわたしに再び優しくワインの説明をしてくださったのは、無料ワイナリーツアーに同行してくださった女性スタッフの方。説明をしながら一品一品試飲もさせてくださいました。
試飲には無料と有料があり、サンクゼール本店限定のワインやシードルなども試飲ができます。無料試飲は紙カップで有料試飲はグラスでの提供です。
わたしも早速、ピノノワール、カヴェルネソービニオン、シャルドネ、ナイアガラブラン、シードルなど、さまざまなワインの無料有料の試飲を楽しみました。
ワインのお話や試飲で距離が縮んだ女性スタッフの方とわたしたち2人。そしてその方の思わぬ人生模様をうかがうことができました。ご苦労などもあり、ちょっとしんみり。長く生きてくるといろいろありますね、、なんて。
「ワインを通してお客様の交流を大切にしている」というサンクゼールワイナリーの方針を目の当たりにしたように感じました。
本当に優しくてご苦労もなさっていた女性スタッフの方。お元気かな~。