奥志賀高原に、とっておきの素敵な癒しスポットがあるのをご存じでしょうか?それは奥志賀高原の緑豊かな小高い丘の上にある「森の音楽堂」です。静かな高原の中で、美しく響く弦楽器の音色を聴きながらのんびりと過ごしてみるのはいかがでしょうか?
奥志賀高原「森の音楽堂」とは?
世界的な指揮者、小澤征爾さんがプロデュースした美しい木造のコンサートホールです。1991年開館、「集成材」という木材をを使って建てられた木造建築で、音響効果がとても優れているそうです。わたしはお恥ずかしながら、音響効果に関してはよくわかりませんが、外観はとても美しく、建物内は小さいながらも入った瞬間に木のぬくもりを感じる落ち着いた空間です。また、演奏者と観客の距離がとても近いことも魅力のひとつです。
森の音楽堂は、すぐ隣にある「奥志賀高原ホテル」のフロントで頼めば、いつでも見学させていただけますよ。
ところで、集成材とはなんでしょう?「木材の良い部分を集めて成型する木材」のこと。
小澤国際室内楽アカデミー奥志賀「森の音楽会」
森の音楽堂では、年間を通じてコンサートが開かれています。その中で、ぜひともおすすめしたいのは、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀「森の音楽会」です。こちらは、小澤征爾さんが未来の音楽家を志す学生さん達を率いて演奏を披露する、夏の恒例コンサートなんです。
あの「世界の小澤」が指揮をふるうところを、直接みることができる機会はなんて、そうそうないこと。クラシックファンならずとも、一度は世界の小澤の指揮に触れてみたいと思うことでしょう。
わたしもその一人。大好きな奥志賀高原で、小澤征爾さん指揮の演奏を見ることができる!と興奮したものです。近年は残念ながら、小澤征爾さんの体調のこともあって、ご自身が指揮をふるうのをみるのは難しいかもしれません。
下の写真はすぐ隣にある奥志賀高原ホテルからみた「森の音楽堂」です。灯りがともる音楽堂、霧の中にたたずんでいます。
小澤国際室内楽アカデミー奥志賀「森の音楽会」は、奥志賀高原で宿泊する方の特典
このコンサートは、基本的に奥志賀に宿泊する方のみ鑑賞できる特別な音楽会なんです。わたしも「奥志賀高原ホテル」に宿泊した時に、自分へのご褒美にこちらのコンサートを予約しました。料金はひとり5,000円。なんといっても人気のコンサートなので、すぐに完売してしまうこともあるそうです。
席は指定でなく、コンサート当日の朝10時から整理券が配布され、その整理券順に会場に入ることができます。わたしは10時過ぎに配布場所にいったところ、すでに長い行列ができていました。
演奏者に近い席はとれないな、と残念に思いましたが、わたしはたまたま会場の真ん中あたりの席を確保することができました。会場内はそれほど広くはないので、後ろのほうの席でも演奏者を近くに感じることができます。
下の写真は私が宿泊した「奥志賀高原ホテル」。芝生に寝転んで撮影したので、わたしの片膝がはいっています。
小澤国際室内楽アカデミー奥志賀「森の音楽会」は、さわやかで贅沢なひととき
わたしがはじめて森の音楽会に行ったとき、小澤征爾さんの体調のことがあり、お越しになるかどうかが当日までわかりませんでした。わたしもドキドキして世界の小澤に会えることを願っていました。
残念ながら、わたしが行った年は小澤さんがお越しになれないとのことで、やはりガッカリしました。しかし!なんと!ビデオレターで小澤征爾さんが登場されました。「本当はとても行きたかったのですが残念です」とおっしゃってました。世界の小澤に直接お目にかかることはできませんでしたが、ビデオレターでも感動したのを思い出します。
指揮者は小澤さんではありませんでしたが、それでも演奏は素晴らしく、普段では味わうことのできない、さわやかで贅沢なひとときを過ごすことができました。お恥ずかしながら初めて耳にする曲目ばかりでしたが、私自身がすこし洗練された気持ちにもなりました。
「森の音楽会」は会場の外から聴くこともできます、なんと無料!
森の音楽会のコンサートチケットを手に入れることができなかった場合、音楽堂の大きなガラス張りの窓の外から鑑賞することができるんですよ。しかも、無料!ありがたいことです。さわやかな高原の中、芝生に寝転んで美しいクラシックに耳を傾けてみるのも贅沢かもしれません。音楽堂からあまり離れてしまうと、演奏は聴こえないので要注意です。
下の写真は森の音楽堂近くから見える奥志賀高原の山々。
「森の音楽会」公開練習が無料で鑑賞できる
本番前に、カルテットでの公開練習があるのですが、なんと無料で鑑賞できるんですよ!ただし、こちらは演奏者の方々のご好意により練習を公開していただけるものなので、決まった時間に行われるものではありません。もし、練習していらっしゃるときにたまたま出会えたら嬉しいサプライズになりますね。