大好きな長野県の自然。その中でもわたしが愛してやまないのが「奥志賀高原」。今回は、夏の奥志賀高原の美しい風景をご紹介いたします。
奥志賀高原はどんなところ?
標高1,500メートルの志賀高原の一番奥にあり、雄大な自然と山に囲まれた奥志賀高原。夏は緑があふれ、とても静かで涼しく穏やかな時間が流れています。朝は鳥のさえずりが聞こえ、晴れた日はキラキラした光が高原いっぱいに注ぎます。ここは、まさに「大人のためのリゾート」のような、贅沢な気持ちにさせてくれる高原です。
宿泊施設はリゾートホテルの「奥志賀高原ホテル」と「グランフェニックス奥志賀」、ペンションが数件ほどあります。下の写真は奥志賀高原を空から見た景色です。奥志賀高原の全体の雰囲気がわかります。
奥志賀高原ホテル
奥志賀高原ホテルは、三角の大きな屋根が特徴的なおしゃれな建物です。プチ情報ですが、この奥志賀高原ホテルは1969年、平島二郎さんという建築家の設計で建てられたそうです。奥志賀高原ホテルの中には小澤征爾さんが森の音楽堂で指揮をする多くの写真が飾られています。
平島二郎さんとは?
世界の建築をみてまわった建築家。作品は、「奥志賀高原ホテル」のほか、「レッセント・ハウス」、「那須御用邸基本設計」、「葉山御用邸」、「赤坂御用地内東宮仮御所」など。
ホテルグランフェニックス奥志賀
1994年開業。ヨーロッパの良質なリゾートホテルにもひけをとらず、またヨーロッパのホテルにはない独自の新しさを加えたホテルです。また、周囲の自然を損なわず、冬の積雪にも対応する外装で、建築材は世界各地から調達されたそうです。とてもほっとするリゾートホテルです。
森の音楽堂
世界的な指揮者、小澤征爾さんがプロデュースした美しい木造のコンサートホールです。1991年開館、「集成材」という木材をを使って建てられた木造建築で、音響効果がとても優れているそうです。
わたしはお恥ずかしながら、音響効果に関してはよくわかりませんが、外観はとても美しく、建物内は小さいながらも入った瞬間に木のぬくもりを感じる落ち着いた空間です。また、演奏者と観客の距離がとても近いことも魅力のひとつです。下の写真にある音楽堂の後ろに見える山は「焼額山」。
森の音楽堂は、すぐ隣にある「奥志賀高原ホテル」のフロントで頼めば、いつでも見学させていただけますよ。
集成材とはなんでしょう?「木材の良い部分を集めて成型する木材」のこと。
焼額山
標高2,009メートル、志賀高原を構成する山の一つ。冬はここからスキーで滑ることができます。きれいなパウダースノーを滑るのはとても気持ちがいいです。写真の右下に見える木にはハンモックがかかっています。ここでハンモックに揺られて、のんびりと穏やかにちょっとうたた寝なんかをして過ごしたこともあります。
センターハウス
さまざまなアクティビティの受付場所。夏はテニス、マウンテンバイク、バドミントン、ドッグラン、卓球、トランポリンなどができます。スキーシーズンは、このセンターハウス内でお食事もできます。昼間はランチとして、夜はBar として営業しています。ラーメン、信州そば、ソーセージ盛り合わせチーズ、ワインなど幅広い品揃えがあります。 スキースクールもやっていますよ。