長野県のおすすめ絶景スポット!今回は志賀高原の「横手山」です。
標高2,307メートルに位置するこの美しい雄大な景色は唯一無二です。一度訪れたらまた足を運びたくなる、癒しの絶景スポットです。
横手山へのアクセス
横手山山頂まではリフトを使用します。「群馬県との県境、渋峠からのリフト」または「長野県側のぞきからスカイレーターとリフト」というルートです。
わたしは、『横手山ヒュッテ』に宿泊したので、ヒュッテ宿泊者の特権で、渋峠側から山頂につながる、車で登ることができる道を案内していただきました。横手山ヒュッテに宿泊される方は、直接お問い合わせしてうかがってくださいね。
夏の横手山は最高の避暑地
わたしがはじめて横手山に行ったのは、夏も真っ盛りの8月。横手山のてっぺんにある宿泊施設、「横手山ヒュッテ」に宿泊するためでした。日本列島各地で35℃を超える猛暑日が続いていた夏、わたしも毎日ぐったり干からびていました。そのようななか訪れた横手山は、わたしには衝撃的でした。
ふもとの中野市から比べると、山頂に向かう途中から徐々に涼しくなってきたので、わたしは薄いカーディガンをはおりました。
車で山頂到着するとヒュッテの方がお出迎えにきてくださいます。山頂は涼しいを通り越して、肌寒いくらい。それもそのはず、気温は18℃。わたしの住む地域と比べて20℃近く気温が違います。寒いと感じるわけです。しかし、驚くことにお出迎えに来てくださったヒュッテの方はなんと半袖姿です!「18℃だと少し暑く感じるんですよね」とおっしゃってました。
はじめて横手山を訪れたときの衝撃をわたしは今でも忘れることができません。空気がきれいで真夏なのにとても涼しい。最高の絶景避暑地です。
下の写真は横手山山頂「2,307メートル」のしるし。
夏の夜の横手山は驚くほど静か
夏の横手山の夜は驚くほど静かです。しーんとしています。わたしが訪れた8月はスノーシーズンと違い、宿泊されている方の数も少なかったこともあるのかもしれませんが、とにかく「静か」。
志賀高原最高峰からのサンセットを眺めながら、おいしい食事を終えてひと段落、宿泊されている方も少なく、ひっそりとしています。
夜、星空を見るためにヒュッテの外にでてみると、そこはひとっこひとりいない暗闇が広がるばかり。
少し怖くなり、今きた道を振り返ってみると、やわらかい光がうっすら灯るヒュッテがあります。「あ~、あそこには数名の人がいるんだな」と思うと少し安心するわたし。
聞こえる音は、マツムシかな?リーンリーン・・・と鳴いている声が聞こえるだけです。そこにいるのは、わたしと相方とマツムシだけ。わたしは映画の「猿の惑星」を思い出し、「この地球にいるのはヒュッテにいる数名とわたしたちだけだ!」などと声に出していってみたりしました。
少しおびえながら空を見上げると、まるで降るような星空が輝いています。しかも手を伸ばせば、すぐに手が届きそうなほど近いところに美しい星を感じることができます。
ただ、あまりに静寂で人がいないので、わたしはまた少し怖くなり、早々に人のいるヒュッテに戻りました。夏の横手山の夜は、ヒュッテ宿泊者ためだけのもの、ホントに静かでした。あの静寂、一度体験していただきたいです。
夏の横手山の美しい朝陽と雲海
横手山頂上からは美しい志賀高原を一望できます。 北アルプスや富士山、天気が良ければ佐渡島までみることができるんですよ!わたしは眠かったのですが、早朝の美しい景色を見るために起きることにしました。夏でも横手山の朝は寒くて、布団からでたくないほどでした。
まずは横手山からみた朝陽がのぼってくるところです。だんだんと空がオレンジ色に染まってきました。
さらに朝陽が顔を出しました。雲海がきれいに見えてきました。
雲を下に見ることはなかなかない経験です。息をのむほどの美しさです。
いかがでしょうか?横手山の山頂から見た、陽が昇る写真をご覧いただきました。
横手山ヒュッテ「雲の上のパン屋さん」
横手山には、日本で一番高いところにある有名なパン屋さん、『雲の上のパン屋さん』があります。志賀高原の湧き水と厳選した国産小麦粉を使用して毎朝手作りされている、とてもおいしいパンです。
こちらは宿泊施設「横手山ヒュッテ」がやっているパン屋さんです。
横手山基本情報
【住 所】長野県下高井郡山ノ内町平穏
【電話番号】026-934-2600