長野県と新潟県の境に迫力のある滝があります。それは日本の滝100選の名瀑(めいばく)でもある、『苗名滝(なえなたき)』です。住所は新潟県妙高市になりますが、長野との県境の迫力のある滝ですので、ご紹介いたします。
名瀑(めいばく)とは何でしょう?
優れた名高い大きな滝のこと。滝のことを「瀑布(ばくふ)」ともいいます。「滝」は大小にかかわらず用いられるのですが、「瀑布」というのは大きなものに使われます。流れる水が、布が垂れているようにみえることから「瀑布(ばくふ)」と言われるそうです。
苗名滝(なえなたき)のドローン動画はこちら
苗名滝(なえなたき)でドローン撮影をさせていただきました。こんな感じです。
苗名滝(なえなたき)へのアクセス
上信越自動車道「妙高高原IC」から車で約15分ほどかかります。わたしは、信濃町ICでおりて、野尻湖によってから国道18号線を北に進み、新潟妙高方面に向かいました。晴れた日には、車窓の左手には「飯綱山」、「黒姫山」、「妙高山」という北信三山がきれいに見えます。これらの山々を見ると長野県の北の端に来たな~と感じます。
苗名滝(なえなたき)の駐車場
駐車場は2か所あります。100台ほど停めることができる大きな駐車場と、その大きな駐車場からさらに奥に進んだところにある、10台ほどしか停めることのできない小さな駐車場があります。こちらの小さな駐車場が、苗名滝の最寄り駐車場です。お手洗いはこの小さな駐車場にあります。
できることなら、こちらの小さな駐車場に車を停めたいところですが、夏の行楽シーズンはかなり混みますので、なかなか難しいかもしれません。ですから小さな駐車場に停められたらラッキーです!あいにく、駐車場には誘導してくださる係の方がいらっしゃいませんので、自分で判断して停めなければいけません。
苗名滝(なえなたき)の休憩所
さて、車を停めて滝への遊歩道入口まで行くと、そこに休憩所があります。昼食やデザートなどの軽食をとることができます。ソフトクリームも売っていますよ。夏の暑い日はソフトクリームが大人気です。
わたしも食べました。カップに入れていただいたので、あまり見栄えはよくないかな?
苗名滝(なえなたき)までの道のり
夏シーズンの苗名滝(なえなたき)までの散策は、マイナスイオンたっぷりで気持ちがいいいです。涼しい川沿いを歩いていくと、季節のかわいいお花が咲いていて、それを観察するのも楽しみのひとつです。下の写真は、苗名滝(なえなたき)入口です。
入口の案内にもありますが、入口から苗名滝(なえなたき)までは歩いて15分ほどです。山道は緩やかな階段や吊り橋もありますが、きちんと整備されています。滝に到着です!迫力満点です。まず、この滝の大きさと水の量に圧倒されます。
滝から50m離れたところまでしか近寄ることはできませんが、それでも水しぶきが飛び散ってきます。気持ちがいい!まさしく、「瀑布(ばくふ)」です。滝からの水しぶきの音がゴゴゴーっと轟いて、山に響き渡ります。心にも響いてきます。まさに、「日本の滝百選」に選ばれている滝だ!と感じます。この滝の落差は55mです。
写真にもありますが、滝の近くある岩に座ってのんびりと、滝の音に耳を傾け、水しぶきや山の空気を肌で感じていると、とても心が洗われます。おすすめの癒しスポットです。