長野県東御市湯の丸高原にある「池の平湿原」は高山植物の宝庫!標高2,000mに位置し、数万年前の三方ヶ峰火山の火口原に広がり、内陸性気候ということから昼夜の気温差、年間の気温差がとてもおおきく幻想的な湿原です。
池の平湿原へのアクセス
池之平湿原へは、県道94号線(東御嬬恋線)から、東御側からなら、湯の丸ビジターセンターのところを右折、つま恋側からは左折すれば、冬は湯ノ丸ゲレンデ内であろう細い道を15分ほど登れば、池之平湿原の駐車場に着きます。
湯ノ丸高原の売店レストランのところに、写真のような案内があります。この場所は、ちょうど分水嶺になるようで、落ちた雨水や雪の粒は日本海側に行くか太平洋に行くか、ここで決まることになります。なんとなくロマンを感じますね!
駐車場は、5月3日から10月31日までの7時00分-16時00分 (5月は土日祝日のみ有料)駐車料金は、600円(2022年現在)です。駐車は20台ほどです。お盆のころは、満杯になることがあるので、午前中の早めに行かれることをお勧めします。
池の平湿原の魅力 その①高山植物の宝庫!
池の平湿原は、内陸性気候という特徴から里山に生息する動植物から高山性の動植物までが、この一帯で見ることができるんですよ!様々な高山植物は6月頃から見ることができます。わたしは、8月に行くことが多いですが、次のような植物に出会うことができました。わたしが池の平湿原で出会った可愛いお花たちとその仲間をご紹介します!
セイヨウウスユキソウ 有名なエーデルワイスのつぼみ。
花言葉は、「勇気」「思い出」「初恋」「忍耐」。可憐でかわいらしいお花です。
マツムシソウ、かわいらしいお花です。花言葉は、「風情」「魅力」。
マツムシソウとヒョウモンチョウ。
高原のマツムシソウには、ヒョウモンチョウが似合います。ヒョウモンチョウだけでなく、わたしもマツムシソウが大好きです。上品で色もはかなげなやわらかい紫。花言葉の通り、「魅力」があります。
マルバダケブキとヒョウモンチョウ。
花言葉は、「先見力」、「純情」。ヒョウモンチョウはマルバダケブキも大好きなんですね!お花と同化していますね~!
ノアザミとイチモンジセセリ。群がっています。
花言葉は、「独立」「触らないで」「素直になれない恋」。触らないで!と言っているのに、触りたがるお目めぱっちりのイチモンジセセリたち。愛らしいですね~♪
あまり写真を撮れなかったので、『信州とうみ観光協会さん』のリーフレットををご参照ください。
『信州とうみ観光協会さん』のHPより使わせていただきました。
池の平湿原の魅力 その②たくさんのお散歩コースがある
こちらは『長野県東御市のHP』より使わせていただきました。
散歩コースはいくつかありますが、おすすめは、『池の平湿原周回コース』です。広い湿原の周りを巡る木道(コケモモライン)があります。その木道を歩きます。平坦なコースなので歩きやすいですが、1周は20分くらいです。もっと、池の平湿原を知りたいと思うなら「見晴歩道」を歩くといいです。ややアップダウンがあり、「忠治の隠岩広場」からは湿原が一望できます。
一周は90分はかかります。旅行計画に合わせて散策コースを決められたらいいと思います。どちらのコースであっても、池の平湿原を堪能できます。静かで神秘的でさわやかな湿原です。
霧がかかって幻想的です。標高が2,000mあるので、夏でもとても涼しいです。天気によれば寒いと感じることがあるので、必ず上着1枚を持っていくことをお勧めします。曇っていると一面が霧になりとても神秘的ですよ。
池の平湿原の基本情報
【住 所】〒〒389-0501 長野県東御市湯の丸高原
【電話番号】TEL.0268-62-1111