お休みの日には大自然の中でたくさん遊びたい、アクティブに過ごしたい!そんなとき、長野県の「斑尾高原」へ足を運んでみてはいかがでしょうか?斑尾高原は、シーズン通して一日遊んでも飽きないたくさんのアクティビティがあります。その中でも特におすすめなのが『ジップライン』です。
斑尾高原はアクティビティの宝庫
「斑尾高原」といったら、わたしが若いころ「スキー」、「山登り」、「散策」のイメージでした。しかし、近年はスキー人口も減り、どのスキー場も「冬のアクティビティ」から、「夏のアクティビティ」の導入に取り組んで頑張っていらっしゃいます。
なかでも、斑尾高原はいち早くさまざまな夏のアクティビティ導入に取り組んだ、元祖「夏のアクティビティ」と言っても過言ではないのではないかと思います。そして、斑尾高原には以前にはなかった新しいアクティビティがどんどんでき、一年を通して充実しています。
斑尾高原のジップラインは歴史があり、2011年ごろからスタートしています。最近では、ちょっとアクティビティのあるところでは必ずといっていいほど見かけるようになったジップラインですが、斑尾高原さんはいち早く取り入れた高原なんです。
斑尾高原ジップライン『Zipline Adventure Madarao』はツアー形式
斑尾高原のジップラインの特徴は『ツアー形式』であることです。ツアー形式とは、10名ほどの参加メンバーが1組になり、ガイドさんに導かれながら6種類のコースを順番に飛んでいきます。
時間は、基本的におよそ90~120分。しかし、途中で大雨になったりした場合には短い時間になります。小雨決行ですが、雷雨などの危険がある場合には中止になります。
斑尾高原のジップライン『Zipline Adventure Madarao』体験談
初めてのジップライン。ワクワクしながら現場に到着しました。冬の斑尾高原とは違って、斑尾高原ホテルの周りはみどり一色、ゲレンデもすがすがしい感じで高原そのものです。予約を事前にしていたので受付に行って名前を告げ、そこでしばらく待ちます。
下は予約をとったあとに長野県と新潟県の境目に立っている写真です。
ジップラインツアーに出る前の装備と説明
ジップラインツアーに出る前、装備や説明があります。まず装備ですが、ヘルメット、グローブなどを選んで渡されます。それをもって表に出ます。そこで、事前に準備して頂いているハーネス(ジップラインと自分をつなぐ安全装置みたいなもの)があり、それを各自で身につけます。
面白いのは、ヘルメットをかぶる前につける白い帽子(プールでかぶる帽子みたいなもの)があるのですが、それだけかぶるとお坊さんみたいになり、なんだか変な感じです。少し遊んでみたくなりますが、ふざけたりはしません。その白い帽子をかぶった上にヘルメットをかぶります。
その後、ガイドさんから「安全に関すること」、「コースの内容」、「注意事項」などの説明があります。最後にガイドさんがひとりひとりの装着に不備がないかをきちんと確認してくださいます。
下の写真はこれから飛ぼうとしている写真。ヘルメットの下にチラリと見える白いものが「白い帽子」です。
ジップラインツアー中はみんなで助け合いが大切
ツアーの間は、参加メンバーが助け合い、仲良く回っていくことがとても大切です。わたしたち10名ほどのジップラインチームも、ついさきほどまでは他人同士であったのに、一瞬にして昔からの知り合いかのように団結しました。もう他人ではありません。
本コースに出る前に、まず短いコースで練習をするのですが、そこで「飛び方」や「着地の仕方」を教わります。初めてで少し不安を感じている方も、こちらで体験ができるので安心です。
さて、練習が終わると待ちに待った、本コースです。本コースは全長50mから150m以上のコースもあり、1コース終わると次のコースへとグループ全員で移動していきます。これが大自然の中のプチハイキングのようで楽しいです。
ジップラインはひとりひとり順番に飛んでいき、飛び終わった人は次に飛んでくる人が着地するのを助けます。この着地が難しいのです。下は着地寸前の写真です。
着地しました。前に飛んだ方が待っていてくださいます。
写真のようにうまく前向きに着地できればいいのですが、慣れないうちはコントロールが効かず、後ろ向きで着地点についてしまい、敷いているウッドチップにお尻からズルズルと突っ込んでしまうこともありました。しかし、それも楽しみの一つです。コースを回るうちにうまく着地の姿勢ができるようになり、成長した気分になります。
私が体験した時は、ちょうど3種類ほどのコースを回ったあたりで、なんと遠くからゴロゴロと雷が鳴り始めました。「ひょっとすると雷雨になる可能性があるかもしれないので、その際は中止します」とガイドさんに言われ、やはりがっくりと残念に思っていたのですが、インストラクターの方の適切な誘導のおかげで、移動が素早く行えたので、結局雷雨になる前に、無事に6種類のコース全てを飛ぶことができました。
ジップライン『Zipline Adventure Madarao』楽しい飛び方
斑尾高原のジップラインは、インストラクターの方がさまざまな楽しい飛び方を提案してくださいます。単にぶらさがって飛ぶだけでなく、滑車の部分をねじって回転させてくれたり、後ろ向きに飛んだり、背中にハーネスを付けてウルトラマンスタイルで降りたりなどです。もちろん、やってみたい!という方だけです。ただウルトラマンスタイルの飛び方の場合、着地が難しく、胸から突っ込んでしまう、なんとこともありました。
斑尾高原ジップライン『Zipline Adventure Madarao』、とても楽しくあっという間の2時間でした。
斑尾高原ジップライン『Zipline Adventure Madarao』基本情報
【住所】長野県飯山市斑尾高原11492-320
【電話番号】0269-64-3211
【料金】1名:4,500円(税込/傷害保険込)
※詳しくはZipline Adventure Madaraoさんのホームページをご確認くださいジップラインアドベンチャー斑尾高原 – ZIPLINE ADVENTURE | THE MADARAO